不動産投資のスタイルの変化
不動産投資信託のメリットは、その換金性の高さにある。上場している不動産投資信託であれば、株式市場で株式のように売買できる。このいつでも換金できる状況であるということは、資産運用をするうえではとても大きいメリットといえる。なぜならば、情勢に合わせて、迅速に他の金融商品に持ち替えるか、現金として、手元にストックして、次のステージの様子を見ることができるからである。実物不動産ではなかなかこうはいかないあのである。株式投資をやめてしまった友人が次に目をつけたのが外貨預金であった。どうやらドル預金を始めたらしいのであるが、彼曰く、金利はつかないものの、円安に反転したときに為替差益を得ることを目的としているそうである。そのようにうまくいけば良いのだろうが、いつ円安に反転するかわからない。自分は外貨預金は避け、不動産投資を始めてみた。インフレ対策にもなるであろうという思いからであるが、今後、どのようになるのか楽しみだ。
不動産投資が最近サラリーマンの間で人気である。実際に不動産会社が行うセミナーなどを聞きに行くと、サラリーマンであふれている。たいてい中古ワンルームマンションが人気なのであるが、おそらくは、副収入を得たいという思いからなのであろう。バブルのころとは違って、不動産の売却によって収益を得ようとするものではなく、賃貸収入で定期的な収益を上げようと考えている人が多いようだ。時代が変われば、考えも変わるものである。不動産投資は今後、利回りの低下が予想される。その原因を2つ考えている。一つ目は家賃が下落してくる可能性である。最近の家賃相場を見ていると、家賃を上げるということは考えにくい。家賃を下げて、空室を作らないという風潮があるような気がする。また、もう一つの原因が中古ワンルームマンション価格の上昇である。サラリーマンの間で中古ワンルームマンションでの不動産投資が非常に活発であり、今後は購入者の増加も見込まれるのだ。