不動産投資のスタイルの変化

数年前に、不動産投資信託を購入してみたが、なかなか安定したパフォーマンスを見せている。しかも、日々の管理が必要ないのである。家賃収入に匹敵する分配金は半年に一度しか入ってこないのであるが、それでも、無駄遣いしないから良い、と思えば、たいして気にならない。また、株式市場でいつでも換金できるので、資産運用をするにはとても良い金融商品だと思っている。しかしながら、突然、増資するのがたまに痛い出来事ではあるのだが。何故不動産投資をしているのかと尋ねられたことがある。それは、収入を安定させたいからである。さらに言えば、預金だけで持っているリスクを取り除きたいからである。預金に集中リスクを取り除くのであれば、何も不動産でなくてもよいのであるが、外貨預金は円預金と同じくらいの金利になり、保有していても収入がないし、株式投資は会社の事業に精通していないため、それがいいか悪いかわからないのである。だから不動産にしたまでだ。

不動産投資が最近サラリーマンの間で人気である。実際に不動産会社が行うセミナーなどを聞きに行くと、サラリーマンであふれている。たいてい中古ワンルームマンションが人気なのであるが、おそらくは、副収入を得たいという思いからなのであろう。バブルのころとは違って、不動産の売却によって収益を得ようとするものではなく、賃貸収入で定期的な収益を上げようと考えている人が多いようだ。時代が変われば、考えも変わるものである。不動産投資は今後、利回りの低下が予想される。その原因を2つ考えている。一つ目は家賃が下落してくる可能性である。最近の家賃相場を見ていると、家賃を上げるということは考えにくい。家賃を下げて、空室を作らないという風潮があるような気がする。また、もう一つの原因が中古ワンルームマンション価格の上昇である。サラリーマンの間で中古ワンルームマンションでの不動産投資が非常に活発であり、今後は購入者の増加も見込まれるのだ。

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